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マスコミ報道

《世界日報》2016/10/12

世界日報10月12日

日台友好強める「台湾之塔」

 元航空隊員らが台北で記者会見、正しい歴史観浸透に期待
先の大戦における台湾出身の犠牲者を顕彰・慰霊する「台湾の塔」の基礎部分が沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園内に完成したことを受け、塔の土地を提供した沖縄翼友会(玉那覇徹次会長)の会員など塔関係者が9月末、台北を訪問し、現地で記者会見を開いた。台湾の政府関係者らは塔建立の趣旨に賛同、共感の輪が広がっている。

《日本文化チャンネル桜 沖縄支局》2016/10/4

沖縄から台湾を考える、台湾人戦没者慰霊塔建立

 戦後71年目に平成28年6月建立した台湾之塔ですが、土地を提供した沖縄翼友会の濱松氏、崎浜氏、当会の理事の當山氏が台湾側から招待を受け、慰霊塔の更なる整備の協力と台湾との絆を深めるために台湾を9月28日~30日に訪問しました。その三氏の報告を司会の江崎氏でお送りします。訪問時は台風17号の影響で那覇国際空港を3時間遅れで出発しました。台風で大きな被害を受けた台湾ですが、今回の訪問について日本のメディアを含め30社程度が参加し記者会見が開かれました。今回の友好を深める台湾訪問については残念ながら琉球新報、沖縄タイムスでは報道されませんでした。現在、平和の礎には台湾出身者の刻銘数はわずかですので、今後この交流をはじめに多くの台湾出身の戦没者の刻銘を増やすことを目標の1つとしています。
日本文化チャンネル桜 沖縄支局(2016/10/4放送)Youtube

《世界日報》日曜版 2016年7月24日・31日

世界日報7月24日

「台湾の塔」 が除幕

日本と共に戦った証しに

「やっと仲間を祀れる」

 沖縄戦の追悼施設である沖縄県平和祈念公園(同県糸満市)に6月25日、台湾出身者の戦没者を祀る「台湾の塔」が完成した。平和祈念公園には各都道府県などの慰霊塔に加え、韓国人慰霊塔もあるが、台湾人慰霊塔はこれまでなかった。沖縄戦が終結してから71年。台湾人も日本と共に戦ったことの証しになるとして、関係者は喜んでいる。

《八重山日報》 2016年6月29日

八重山日報6月29日

「台湾人慰霊塔」が6月完成 平和祈念公園

「台湾の塔」に刻まれている碑文より

 台湾之塔は、先の大戦に台湾から参戦し散華された軍人軍属などの御霊を慰霊・顕彰する碑であります。本来在るべき摩文仁の丘に戦後70年もの間、建てられずにいた事に心を痛めた日台両地の有志に浄財を集めることにより建立されたものです。 当時台湾から勇んで参戦した20万余の軍属軍人の内、約3万柱の戦没者と1万5千余人の行方不明者は、共に我々の同胞でした。時代が変わろうと、人が自らの命を犠牲にして他者を救わんとした行為は、民族や国家の如何を問わず、人道の範として称され語り継がれなければなりません。 建立地となったこの土地は、「戦時中の御恩返しの一端となり日本と台湾の交流・日台親善の懸橋ともなれば是に過ぎるものはない」として、沖縄翼友会より提供されました。このように日台間の恩義により結ばれる絆が、アジアと世界の人々の希望と成らんことを願ってやみません。 此処に台湾之塔の建立をもって御霊の安らかんことを願い、この塔を訪れる全ての人々が先人の恩義に優る交流を心掛けられる事を祈念致します。

《八重山日報》 2016年6月26日

八重山日報6月26日

台湾出身心戦没者慰霊塔 糸満で完成「絆深めたい」

 糸満】第2次世界大戦で日本兵として出征し、命を落とした台湾出身の戦没者を慰霊する「台湾之塔」が、平和祈念公園(糸満市)の航空関係者を慰霊している「空華(くうげ)之塔」(沖縄翼友会)の敷地内に完成し、25日午後、竣工式と第4回台湾出身戦没者慰霊祭(主催・一般社団法人日本台湾平和基金会)が行われた。
 台湾之塔は第2次世界大戦で日本軍人・軍属として出征した約20万人のうち、約3万柱の戦没者と約1万5千人の行方不明者の御霊を慰霊する。
 当時、日本兵としてシンガポールへ出征した楊馥成さん(94)は「大戦で命を落とした仲間たちも喜んでいると思う。これで皆に顔向けできる。安らかに眠ってもらいたい」と安堵の表情で語った。
 許光輝理事長は「沖縄と台湾の関わりは非常に深い。この碑はお互いの絆の象徴。今後も一緒に平和を求めていきたい」、愛知和男会長は「時間はかかったが、大勢の方々の応援と努力のおかけで完成できた。これを機に日台の絆を更に深めていきたい」と期待した。
 これまで、平和祈念公園には各都道府県や韓国人慰霊塔はあったが、台湾人の慰霊塔はなく、平和の礎に台湾出身者34人の名前が刻まれているのみだった。

《琉球新報》 2016年6月26日

琉球新報6月26日

「台湾之塔」を建立 出身戦没者慰霊60人不戦誓う

 【糸満】第2次世界大戦での台湾出身戦没者の慰霊碑「台湾之塔」が糸満市摩文仁の平和祈念公園内に建立され、竣工式が25日行われた。第4回台湾出身戦没者慰霊祭も合わせて開かれ、参列した関係者約60人は恒久平和や日台間の友好を願い、真新しい慰霊碑に手を合わせた。
 慰霊碑は戦後70年の節目として2015年、日本台湾平和基金会が着工。敷地は沖縄翼友会が提供し、同会管理の空華の塔に隣接する場所。碑の前面には台湾の形がかたどられている。
 同基金会の許光輝理事長によると、平和の礎に刻銘されている台湾人は34人。沖縄で亡くなった台湾人はさらに多い可能性があるが調査は進んでいないという。同会は8月15日の終戦記念日に向け、スロープなど慰霊碑の周辺整備を行う予定。竣工式に出席した前立法院議員の周傀安さんは「慰霊碑は日台の懸け橋となるはずだ。歴史を次世代につなぎ、二度と戦争のない世の中にしたい」と話した。許理事長は「台湾本国でも慰霊碑を建てたい」と語った。

《沖縄タイムス》 2016年6月26日

沖縄タイムス6月26日

「台湾之塔」完成 戦没者をまつる

日本と共に戦った証しに

「やっと仲間を祀れる」

 「糸満」台湾出身戦没者をまつる「台湾之塔」の竣工式が25日、糸満市摩文仁の県平和祈念公園内で行われた。関係者ら約50人が参加して完成を祝い、戦没者に手を合わせた。
 同公園内にはこれまで台湾出身沖縄戦戦没者をまつる塔はなく、日本台湾平和基金会や台日交流協会を中心に寄付を募り、昨年12月から建設を進めてきた。建設場所は沖縄戦で亡くなった航空関係者の慰霊搭「空華の塔」を管理する沖縄翼友会から提供を受けた 日本台湾平和基金会の許光輝理事長は「日本と台湾の平和や友好を発展させる場所にしたい。文化や歴史の面でも交流を深めたい」と完成を喜んだ。

《日本文化チャンネル桜 沖縄支局》2016/2/9

沖縄から台湾を考える、台湾人戦没者慰霊塔建立

 戦後71年目に平成28年6月建立した台湾之塔ですが、土地を提供した沖縄翼友会の濱松氏、崎浜氏、当会の理事の當山氏が台湾側から招待を受け、慰霊塔の更なる整備の協力と台湾との絆を深めるために台湾を9月28日~30日に訪問しました。その三氏の報告を司会の江崎氏でお送りします。訪問時は台風17号の影響で那覇国際空港を3時間遅れで出発しました。台風で大きな被害を受けた台湾ですが、今回の訪問について日本のメディアを含め30社程度が参加し記者会見が開かれました。今回の友好を深める台湾訪問については残念ながら琉球新報、沖縄タイムスでは報道されませんでした。現在、平和の礎には台湾出身者の刻銘数はわずかですので、今後この交流をはじめに多くの台湾出身の戦没者の刻銘を増やすことを目標の1つとしています。
日本文化チャンネル桜 沖縄支局(2016/2/9放送)Youtube

《過去報道分》

台湾之塔建立地

一般社団法人日本台湾平和基金会は、この度、沖縄翼友会会員さまのご厚意により、台湾出身戦没者慰霊碑建立地が決定し、2016年6月25日に無事竣工式を行うことが出来ました。多くの皆様のご支援、心より深く感謝いたします。また、塔周辺の整備のための資金が不足しており、重ねてご支援のほどよろしくお願いします。

台湾之塔建立地
google map 台湾之塔


寄付について

一般社団法人日本台湾平和基金会は、台湾出身戦没者慰霊碑建立の竣工式を平成28年6月25日、糸満市平和記念公園内空華の塔の敷地内にて、無事執り行いました。
今回沖縄県に初めて建立した慰霊碑は、多く方の協力により戦後71年目にようやく実現しました。先の大戦で3万人の台湾出身の方々が戦没されましたが、現在、沖縄県の平和の礎には身元の分かったか方々はわずか34名のみに留めています。
戦中台湾の人々は日本国民として戦い尊い命を散華されたのです。
慰霊碑の維持管理及び日本・台湾の平和交流に向けご寄付をお願いしています。何卒、ご理解の上ご協力をお願い致します。

ご寄付のお願い


関連リンク

沖縄翼友会
沖縄翼友会

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台湾人戦没者慰霊施設を建立する会(台湾応援会)