台湾で、落し物を警察に届けたりして、日本精神な人(子)だね…
また、上品質で、約束を守ると日本精神なお店(会社)だね…
と言われ、とても名誉なことだと言われているようです。
多くの日本人が知らない、又は、初めて耳にする言葉では…?。
また、台湾でも、若い世代で知らない人が多いようです。
台湾で生まれた言葉で、日本の「大和魂」や「武士道」等と一部類似する言葉だそうで、その意味は、「正直」「誠実」「清潔」「公正」「勤勉」「責任感」「規律遵守」「信頼」等々。
高貴な精神で、理想とすべき生き様を表現しているようです。
この度の「台湾出身戦没者慰霊碑」建立にあたり、仮称「台湾の塔」と命名するにあたり、我々日本人も古き良き(日本の心)を見直しできる機会と、嘗て日本人として戦場で散華された御霊に哀悼の意を捧げたいと思います。
ここに紹介する映像は、2011年9月14日の国会での事です。自民党の古川禎久衆院議員が野田佳彦首相(当時)に対して、力強い言葉で台湾への感謝を促した、代表質問の様子が収められています。
2011年9月14日、自民党の古川禎久議員は、当時の野田佳彦総理に代表質問を行いました。古川議員の質問の台湾部分に関する要旨は、「東日本大震災に対する台湾からの破格の支援に、日本国首相は心からの謝意を伝えるべきである。政府は第三者の顔色を窺うことに汲々とし、最も親身になってくれた友人の真心に気づかないふりをしている。真心には真心をもって応えることこそ、気高き『日本精神』である」というものでした。
上記のとおり、この代表質問は2011年に行われたものなのですが、震災から4年が経過した2015年3月12日に台湾の自由時報が取り上げるなど、再び古川議員の熱意がこもった「演説」が注目されているようです。
当時の政権は、地震直後に真っ先に派遣を申し出た台湾の国際救援隊をすぐには受け入れませんでした。更に震災後一か月が過ぎた頃に謝意広告をニューヨークタイムズや新華社など各国主要紙の紙面に掲載した際にも、最大の支援者であった台湾の新聞をその対象から外していました。東日本大震災以降、多くの心ある日本人が日本政府に対し訴え続けていた思いを古川議員が代弁しているように感じます。日本人が台湾人の善意をないがしろにしていることが気高き「日本精神」に反しているという部分は、実に印象的です。日本人が「日本精神」という言葉を聞かなくなって久しいですが、今一度、「日本精神」とは何かと多くの日本人に問いたく思います。
一般社団法人日本台湾平和基金会は、この度、沖縄翼友会会員さまのご厚意により、台湾出身戦没者慰霊碑建立地が決定し、2016年6月25日に無事竣工式を行うことが出来ました。多くの皆様のご支援、心より深く感謝いたします。また、塔周辺の整備のための資金が不足しており、重ねてご支援のほどよろしくお願いします。
一般社団法人日本台湾平和基金会は、台湾出身戦没者慰霊碑建立の竣工式を平成28年6月25日、糸満市平和記念公園内空華の塔の敷地内にて、無事執り行いました。
今回沖縄県に初めて建立した慰霊碑は、多く方の協力により戦後71年目にようやく実現しました。先の大戦で3万人の台湾出身の方々が戦没されましたが、現在、沖縄県の平和の礎には身元の分かったか方々はわずか34名のみに留めています。
戦中台湾の人々は日本国民として戦い尊い命を散華されたのです。
慰霊碑の維持管理及び日本・台湾の平和交流に向けご寄付をお願いしています。何卒、ご理解の上ご協力をお願い致します。
ご寄付のお願い
台湾人戦没者慰霊施設を建立する会(台湾応援会)